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いつも同じ方向からの光に対する影しか描けず、違う方向からの光では上手く描けません。

厳密には、方向を正しく付ける必要はないと思います。あくまで個人的な意見としてですが。
漫画では影を心理表現に使ったり、わざと自然でないつけ方をする場合もあるので、ある程度パターン化したつけ方になるのも仕方ない部分ではあると思うのです。

それでも、敢えて言うなら。
絵を描くときに、おおまかに「光源」を決めておくと便利です。
室内だったら、この構図だと何処らへんに照明があるか? とか。
屋外だったら、太陽がどの辺にあるのか? とか。
夜だったら、外灯やネオンや窓の明かり等。
絵の中に光源がなくてもいいんですね。空中のここら辺りとか、とりあえず場所と方向を決めましょう。
その光が当たる場所に向けて、鉛筆で薄く放射状の線を描いておくと、わかりやすいと思います。

昼間なら大抵反射光があるので、影が薄くあいまいだし、夏の強い光の表現や、夜の光源が少ない場所の表現だと、影が黒い方が雰囲気がでるように思います。
参考までに。


では、例をあげてみましょう。

左の絵では、わかりやすいように正面の斜め上方向から自然光(太陽の光)が当たっているように描いています。
光が当たる膝までの部分は白っぽくて、曲げられた膝下の部分は内側に入り込んだ皺に濃く影がつきます。
膝を曲げていない方の足は下まで光が当たるので、影のつき方が少ないです。

(「服のしわ」の絵を使いまわしてますが、光源も念頭に置いて描いてますのでご容赦を)