CLEAR

B4サイズの原稿で描く

コレね、意外と大事です。

まず、投稿用原稿のサイズが決まっている訳。
紙面に掲載して「一番キレイに印刷される」と言われる縮小率が、実は1.2倍か1.5倍で描いたものだから。
そして、漫画雑誌サイズはB5版が主流。
なので、原稿はB4サイズ、そして内ワクが1.2倍であるように決められてます。(因みに内ワクは横18cm×縦27cm)


さて、ではここである有名な漫画家さんのアマチュア時代の失敗談を。

初めて投稿したときの事。凄い力作であったにも関わらず、第一次選考で「却下」されました。
「落選」でなく、「却下」。
何故かというと、原稿サイズがバラバラだったから。

その人は、自分が描きやすいことを優先して、紙の大きさを変えていたワケ。細部まで描きたい絵のあるページはA3で、逆に背景とかあまり描きたくないページはB5で、という具合に。
更に、紙面の内ワクも大きさがバラバラ、セリフ部分のフキダシはワク外にまではみ出し…
一枚一枚縮小率が違うと、線の太さも変わるし、最悪絵がつぶれる場所も出てきます。ワク外のセリフは切れちゃうかもしれません。第一、印刷の手間が大変です。
そんな訳で編集長が問答無用で却下したんです。
あと、雑誌の新人賞なんかに投稿した場合、審査員の作家さんは自宅に作品コピーを送ってもらい審査に参加する場合もあります。描かれてるサイズがバラバラな作品はそんな時コピーを用意するだけでも大変。


こういう事もあるので、普段から投稿用のB4サイズで描き慣れておきましょう。


(文責・なつ)